タマホームと契約する上で抑えるポイントと掛かった初期費用の話【マイホーム】


前回の記事で、住宅展示場から複数のハウスメーカーで相見積をした結果、T社に依頼を決めました。
T社というのは、CM等で見たことがある人も多いであろう
「タマホーム」の事です(社名を伏せないスタイル)。
2018年2月に家の引き渡しは完了し、現在その家に住んでいます。
今のところ、快適に生活が送れており、家族は皆、健やかに過ごしています。
本記事は、タマホームと契約するまで営業さんとの打ち合わせ内容や、施行前にやる事など、想像していたよりも色々な事があり大変だったので、それらを時系列に沿って語っていきたいと思います。
少々長いですが、お付き合い頂ければ幸いです。
目次
資金計画を作成する
家が建つまでに必要なトータル金額を、項目に分けて概算を出して貰えます。
「マイホーム資金計画書」と書かれているので、「見積書」では無いです。
こんな感じの表にまとめられ、どの項目でいくら掛かるのか、初期の段階で把握することができます。
打ち合わせを重ねて内容に変更がある度に、この表を更新して貰っていました。
他社と金額を比較する場合、よく坪単価で比較することがありますが、注意しなければならないのは、タマホームの場合、施工面積で坪数を表記しています。
一見すると、坪単価=36万204.66円となり、とても安く見えるのですが、これは施工面積だからです。
延床面積は、108.47㎡=32.812175坪ですので、坪単価=41万9241.21円となります。
坪単価で他社との比較をする場合は、この点にご注意ください。
ローンの事前審査をする
2017年4月。
タマホームと契約をする前に、ローンの事前審査を行いました。
ほとんどの人の場合は銀行等から資金の借り入れをすると思います。
家のデザインや間取りなど決めていく前に、審査書類を作成・提出します。
事前審査書類には、自身の年齢や家族構成、年収、勤め先などの情報を記入します。
家族構成や年収によっては、親や配偶者の年収が分かる書類の提出が必要になる場合があります。
書類に記入・押印し、タマホームの営業さんに審査書類を提出してもらいます。
個人事業主の場合は、確定申告書などの提出も求められますので、営業さんによく確認してみると良いと思います。
ちなみに僕は今回、フラット35を希望しました。
この時の年齢は38歳。
35年ローンを組むにはちょっと遅い年齢だと思いましたが、妻は産休中なのですが勤務先には所属しており、育児休暇後に復職をする前提で審査を通しました。
これは事前審査書類のコピーの一部です。
フラット35を申請する準備は整いました。
契約をする時に抑えるポイント
2017年5月。
フラット35の事前審査をクリアし、書類のコピーを確認。
これで、最大2,500万円の借金ができる事になりましたw
遂にタマホームと契約を結ぶことになります。
契約の締結以降は、一級建築士を交えた具体的な設計図などを作成する為、万が一解約をした場合、タマホーム側からすでに発生した費用を請求されます。
キチンとその辺の説明はされるはずなので、よく理解しておく事が大切です。
契約に必要なもの
・印鑑
印鑑(シャチハタ以外)を事前に用意しておきます。
この時はまだ「実印」は必要ありませんでした。
・銀行残高の証明書類
フラット35では融資率を9割以下にすると金利の優遇を受けることができます。
これの適用の為、1割以上の自己資金を照明する書類の提出を求められます。
つまり家族全員分の貯金残高を照明する書類が必要なんです。
たとえば、通帳の残高ページのコピーとかですね。
ネットバンキングで通帳自体が無い場合は、残高を表示したスクショを印刷したものでもOKでした。
契約金の支払い
契約金100万円と、印紙代1万円をタマホームの口座へ入金する必要があります。
これはローンを組む前なので、最低でも101万円の現金は用意しておく必要があります。
あくまでタマホームの場合の契約金なので、他のハウスメーカーは違うと思います。
また将来、変更になる可能性もありますので、あらかじめご了承を。
※2018年3月執筆時点のものです。
クーリングオフが適用
契約の説明と同時に、クーリングオフの説明をしてもらいます。
通常「クーリングオフ」と聞くと訪問販売のイメージが浮かぶと思いますが、不動産を購入する場合も「宅地建物取引業法」によりクーリングオフが適用されるのです。
つまり、こちらから展示場に行った場合でもクーリングオフの対象となるのです。
クーリングオフ有効期間は8日間です。
これは知らなかったなぁ。
打ち合わせ毎に議事録を残す
契約後、毎回打ち合わせ議事録を作成し「言った・言わない」の齟齬がないよう記録を残します。
これはタマホームとしても、依頼主としても重要な事なので、決めた事は必ず書面など形に残します。
議事録は基本営業さんか現場監督さんのタマホーム側の担当者が作成して貰います。
作成した書類は、最後まで全て取っておくことをお薦めします。
ついに図面が確定する
タマホームと契約を交わした後は、間取りの最終調整に入ります。
間取りを確定させるので、ここからはよく考えながら進める事が大切だと思います。
こういう絵を見て、あーだこーだ話し合いながら間取りを決めていきます。
ちなみに、ここから全く違うものに変わっていきますw
間取りを変更すると施工面積も変わるため、請負金額が変更になりました。
請負金額が変わると契約の一部変更合意書という書類を作り、それにまたハンコを押します。
契約書類はこれからどんどん増えていき、住所と名前とハンコを押す回数が増えてきます。
『また書くの?』と思いますが、根気よく進めていく精神力も必要ですねw
まとめ
タマホームと契約する直前までは、主に「お金」の話し合いが多いです。
最大どのくらい総工事費が掛かるのかをイメージしておかないと、『お金が足りないから最後まで家が建てられない』となっては洒落になりませんw
いくらまでならローンを組めるのか、自身の将来設計と照らし合わせてみて、返済計画を立てながら考えてみると良いかも知れませんね!
こんにちは。質問なのですが、タマホーム検討中で営業の方がいい人で話を進めてたのですが話を進めていくうちに契約金で30万支払いました。その途端営業の感じがガラッと変わって早く建てろオーラが凄く、圧が凄いのです。契約金支払った事で早く建てなければならないのか、オプション追加しようとすると[こんなのいる?いらないでしょ]とか言ってくるのです。契約破棄した場合もちろん30万円は返ってきませんよね?逆にゆっくり考えて向こうから破棄することはあるのでしょうか?
打ち合わせを重ねてきて、慣れてきたら急にフランクになるタイプなんでしょうか。
営業も人によって態度は様々ですね…。
契約を破棄したい場合ですが、私からはアドバイスできる立場では無いですが、契約書類を全部確認してみてください。
どこかに破棄に関することは書いてあるはずですので。
逆にゆっくり考えて向こうがしびれを切らして破棄する、ということは無いでしょうね…
営業的には早く完成させたいでしょうが、別に時間が長く掛かっても待つだけで、リスクは無いので。
本部にメールや電話で問い合わせてみるのも良いと思います。
(うちは1回本部に言いました)
担当営業を変えてほしい、と本部に要望しても良いかと思います。
色々大変な思いをされているかと思いますが、頑張ってください!
コメント失礼致します、只今タマホームで見積もりを取った最初の段階なのですが、建物タイプをとりあえず最高ランクの【極】で見積もりを取っています。ランクによって金額の差は結構ありましたか?
コメントありがとうございます。
極というのは私の時期には無かった気がします。
プランによっての金額差に関しては、個人の解釈次第かなと思います。
私の場合はそれほど差はなかった認識でいますが、まむ様にとってはそうではないかも知れません。
ザタマホーム 極ですか?私も同様のプランで計画しています。