Animate.cssでhover,click,scrollなどイベントでアニメーション処理する応用テクニック

2017年10月17日 2018年10月22日 WEB / / /

CSS3アニメーションは、要素に「動き」をつけてWEBサイトをデザインするテクニックのひとつです。
楽しい・気持ちのいいコンテンツにしようと多くのWEBサイトで採用されています。

マウスを合わせると「ふわっと」拡大するリンク画像や、ボタンをタップするとコンテンツメニューが横からヌルっとスライドしてきたり、以前はJavascriptがなければ表現できなかったデザインが、CSSのみで実装できるようになりました。

このように、ユーザーのアクションに対して小さな動きをつけることを、“マイクロインタラクション”と呼びます。
動きがある部分には目線が行く心理的効果も期待できるので、「ユーザーにぜひ見てほしい部分」にアニメーションを利用するのも有効です。

絶滅しそうなウナギブロガー絶滅しそうなウナギブロガー

プルプルっと動くボタンとかにしたいなぁ…やり方は難しいのかな?

たとえばこんなボタンとか。

ぷるっと動くボタン

Animate.cssを使えばカンタンです!
classを2~3コ指定するだけでアニメーションが実装できる「Animate.css」の使い方を紹介します。

後半では、jQueryなどを使ってクリックやスクロールで動くアニメーション実装方法も説明していきますので、よかったら最後までお付き合いください。

そもそもCSSのAnimationとは?

CSS3 アニメーション は、ある CSS のスタイル設定を別の設定へ遷移させることを可能にします。アニメーションは、2 種類の要素で構成されています。それは、アニメーションについて記述するスタイルと、アニメーションの始めと終わりの CSS スタイルを示すキーフレームです。同様に、アニメーション途中の通過点となるスタイルを示すこともできます。

引用元:CSS アニメーション – MDN

CSSでは、アニメーションを定義するプロパティが用意されています。
6つのプロパティを組み合わせてアニメーションを設定します。

animation-name
animation-duration
animation-timing-function
animation-delay
animation-iteration-count
animation-direction

省略形のanimation:ならまとめて指定することができます。

次のコードはCSSアニメーションの簡単な一例です。

こんな風に動きます。

@keyframesfromからtoへ向かって、なめらかにスタイルが変化していますね。

fromの部分を0%、toの部分を100%と書いても同じ意味になります。
パーセント表記なら、50%や68%など複数のkeyframeを追加できます。
より複雑にアニメーションさせたい場合は、細かく指定します。

これが基本的なCSSアニメーションの定義の仕方になります。

animationプロパティについて更に詳しくはこちらも参考になります。
http://www.htmq.com/css3/animation.shtml

CSS Animation対応ブラウザ

CSSアニメーションは、各モダンブラウザでは対応済みですがIEでは10以降で対応します。
IE9以下はさっさと切り捨ててしまいましょう!

https://caniuse.com/#search=animation

 

さてさて、CSSアニメーションの基本知識はこれくらいにして、ここからはCSSのアニメーションを手軽に実装できるCSSフレームワーク「Animate.css」の使い方を紹介していきます。

Animate.cssは、HTML要素に2~3個のクラスを指定するだけで、76パターンもの動きを表現できるんです。

早速、Animate.cssでCSSアニメーションを実装していきましょう!

Animate.cssの使い方

Animate.css公式サイトからCSSファイルをダウンロードします。

https://daneden.github.io/animate.css

「Download Animate.css」をクリックするとCSSファイルをダウンロードできます。

この画面にある「Animate it」ボタンを押すと、選択したアニメーションの動きを確認することができます。
セレクトメニューを変えながら、いろいろな動きを見てみてください。

ダウンロードしたCSSファイルを<head>内で読み込めば準備完了です。

最新バージョンのCDNは下記URLで確認することができます。
https://cdnjs.com/libraries/animate.css

アニメーションさせたい要素にclassを指定

HTML要素にAnimate.css用のClassを指定することで、アニメーションを定義することができます。

次のコードは一例です。

.animated:Animate.cssの定義に「必須」のClassです。
.bounce:アニメーションのパターンを指定します。bounceの場合「地面で跳ねる様な動き」をします。
.infinite:アニメーションが無限ループします。1回だけ動かす場合はinfiniteは要りません。

スピードやタイミングを調節する新class追加

.delay-2s.slow.fastなどの新しいclassが追加されました。
delay-nsは、アニメーション開始タイミングを「n秒」だけ遅らせます(ディレイ)。

.slow.fastは、アニメーションのスピードを変えることができます。
デフォルトのスピードは「1s(1秒間)」です。

ディレイ

Class Name Delay Time
delay-2s 2s
delay-3s 3s
delay-4s 4s
delay-5s 5s

スピード

Class Name Speed Time
slow 2s
slower 3s
fast 800ms
faster 500ms
絶滅しそうなウナギブロガー絶滅しそうなウナギブロガー

アニメーションしたい要素にClassを指定するだけで良いんだね!

Animate.cssの注意点

アニメーションできるのは「block要素」か「inline-block要素」。
「inline要素」にはアニメーションが付けられません。

それぞれの要素にAnimate.cssのclassを指定する実験です。

実装結果。

bounce

bounce

bounce

divp要素はぴょんぴょん飛び跳ねていますが、iではアニメーションされません。
その他spanなどのinline要素をアニメーションさせるにはdisplay:blockinline-blockを定義する必要があります。

Animate.cssのサンプル

各アニメーションに対するクラス名をまとめたサンプルページを作りました。
わちゃわちゃして見辛いのは勘弁してくださいw

Animate.cssのサンプルを見てみる

CSSアニメーションの勉強にはこちらの書籍が参考になります。

jQueryでアニメーションを操作

jQueryを使ったシンプルなコードで実装します。
スクロールをしていき、HTML要素がブラウザ内に入ったときにアニメーションを実行します。
指定の.animatedが複数ある場合を考慮し、each で記述します。

指定の要素をクリックした時にアニメーションを実行します。

6行目の"webkitAnimationEnd mozAnimationEnd MSAnimationEnd oanimationend animationend"は、「アニメーションの終了後」という特殊なイベントになります。
アニメーションの終了後、Animate.cssのクラスを削除する処理をしています。

マウスを乗せた時にアニメーションしたい場合は、”click”を”mouseover”に変更してください。

jQueryのイベントを使ったサンプルを見る

こちらの記事を参考にさせて頂きました。
【CSS3】Animate.cssを使って簡単にアニメーションを実装する。

Animate.cssを補助するjquery.animateCssPlus.js

「jquery.animateCssPlus.js」は、Animate.cssと一緒に使うことでクリックやホバー時にアニメーションさせることが出来るようになります。

下記サイトよりjquery.animateCssPlus.js本体をダウンロードします。
CSS3でのアニメーションライブラリanimate.cssの使い方 – ITS

ページの下の方に「jquery.animateCssPlus.jsダウンロード」というリンクがあるので、クリックしてダウンロードします。

jquery.animateCssPlus.jsの使い方

アニメーションさせたいHTML要素のdata-class属性に、Animate.cssのアニメーションClassを指定します。

jQueryで実行します。

これでマウスホバー時にアニメーションが実行されるようになりました。

jquery.animateCssPlus.jsのオプション

オプションを使えば、アニメーションの種類はJSで指定することもできます。

HTML

JS

各オプションの説明はこちら。

click : true でクリック時にアニメーションする。
scroll : true でブラウザ内にスクロールインするとアニメーションする。

classには、Animate.cssのアニメーションクラスを指定します。

但し、スクロールインでのアニメーションの実行は「1回」のみ。

往復して何回もアニメーションしたい場合は、後述の「jQuery.inview」を使うと良いですよ。

jquery.animateCssPlus.jsを使ったサンプルを見る

jQuery.inview.js

jQuery.inviewは、スクロール・イン時にイベントを発火させることがカンタンにできるjQueryプラグインです。
jQuery.inview」を使うと、指定したHTML要素がブラウザ内に表示されるタイミングでアニメーションさせる事ができます。

https://github.com/protonet/jquery.inview

右上の「Clone or download」から「Download ZIP」をクリックすると、まとめてファイルをダウンロード可能です。

jQuery.inviewの使い方

引数isInViewは、指定した要素がブラウザ内にインするとtrue、アウトならfalseを返します。

if文の条件にisInViewを指定し、クラスの追加(addClass)と削除(removeClass)を行っています。

追記:2018.9.6
Androidに限り、処理が遅い場合があります。端末のスペックによるものなのか検証不足により判断はできませんが、複数端末で処理が遅い現象を確認しています。
とくに高速でスクロールさせた時は、高確率で実行されません。
iOSやPCではまったく問題なく動作しています。

こちらのサイトを参考にさせていただきました。
【jQuery】要素が見えたタイミングでイベントを発生させるjQueryプラグイン

jQuery.inviewを使ったサンプルを見る

合わせて読んで欲しい記事

スクロール時のアニメーションを簡単実装「AOS」の使い方【jQuery不要】

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