タマホームで家を建てる話、工程はついに終盤【マイホーム】


前回の話はこちら。
外装・内装を決める
2017年12月。
そんな感じで工事は進んでいる中、並行して営業さんとの打ち合わせも行います。
ここから現場監督(施工管理者)も打ち合わせに加わりました。
部屋の間取りが決まったら、外装と内装を決めていきます。
10月から少しずつ決めていきましたが、12月一杯までのおよそ2ヶ月ほど掛かりました。
この時に決める事をざっくりと挙げるとこんな感じ。
- 【外壁】仕様、質感、デザイン、色など
- 【屋根】仕様、形、色など
- 【雨樋】雨樋の色
- 【玄関】タイルのデザイン、色、ドアのデザインなど
- 【窓】サイズ、ガラスの種類、サッシの色、開く方向など
- 【ベランダ】広さ、手すりのデザイン、色など
- 【キッチン】型番、台の高さ、デザイン、色など
- 【カップボード】デザイン、色など
- 【洗面台】型番、蛇口、色など
- 【風呂】バスの形状、壁や床の色、材質、仕様など
- 【トイレ】型番、ウォシュレットの有無、仕様など
- 【建具】各部屋の扉やクローゼットの扉のデザイン、色など
- 【床】部屋や廊下の質感、デザイン、色など
- 【クロス(壁紙)】各部屋ごとの壁と天井のデザイン、色など
- 【コンセント】各部屋ごとに設置する数、位置など
- 【照明】照明機器の位置、スイッチの位置、照明の数など
- 【エアコン】設置場所、風向き、室外機の置く場所、エアコン用コンセントの位置
- 【テレビアンテナ】各部屋のテレビを置く場所、特にリビングは良く考える
- 【インターネット】インターネット用モデムやルーターの置く場所
- 【収納や棚】増設する埋め込み家具や倉庫、小屋裏収納など
- 【下駄箱】サイズ、位置など
- 【手すり】トイレや玄関など、将来必要になるかも?
ざっくり挙げてもこれだけの項目がありますw
改めて項目として並べてみると、決める事が多すぎるwww
打ち合わせ時間を1回につき2~3時間ほど掛け、なるべく一度に多くの項目を決めていきました。
ここから更に、数十~数百はあろうかという質感や色のバリエーションがある為、非常に悩みます。
デザインにこだわりたい人の場合は、コストを度外視すれば更に選べる種類が増えるでしょう。
あんまり悩みすぎると、このフェーズでかなりスケジュールが遅れていく気がしますw
ちゃんと決めた内容を把握する事が重要なので、議事録はなくさずに最後まで持っておきましょう。
特に悩むのは恐らく外壁のデザインでしょう。
アクセントに違う色を入れるなど、質感・色の組み合わせが自由にできる為、バリエーションの幅が倍増しますw
僕の場合は、デザインにこだわりはなく、必要最低限のスペックと、それに見合ったコストであれば十分です。
それでもカタログの中から数十種類の素材を選べるので、選択の幅としては十分悩めるものでした。
次に悩むのは、床や建具のデザインでしょうね。
こちらも、かなりの種類のカタログが用意されています。
コストを掛ければ、よりデザイン性のあるクオリティの高いものが選べます。
こんな感じで、カタログで選んだデザインを写真に残します。メモなど取るよりこの方が簡単で確実です。
一応、タマホーム専用の様式に型番を記入し、双方で共有もします。
ちなみにクロス(壁紙)は、終盤で決めることになります。
最後の仕上げに近い工程なので、壁紙のカタログを借りてきて、じっくりと検討することができました。
引き渡し予定の2月の約2ヶ月前、12月~翌年1月前半までに全てのデザインを決定します。
その頃、工事の進捗は
断熱材が貼られていき、だんだん家らしくなっていきます。
キチンと耐震補強の固定具で止められているかどうか、この時までに確認しておく事を忘れずに。
照明器具・エアコン・カーテンの見積もり
「建物」に関する打ち合わせは終わります。
残りは、照明やエアコンなど「電器製品」とカーテンのデザインを選びます。
「そうか、まだあったんか・・・」
もはやそんな言葉が頭をよぎりますw
カーテンは、現場で「採寸」を行います。
ミリ単位で寸法を測り、キチンとしたサイズで製作することで見栄えがかなり違ってくるといいます。
市販の規定サイズも売っていますが、窓に対して生地が短かったり、逆に長かったりする可能性があるので、キチンと採寸を行うことを勧められました。
採寸は、依頼する会社によっては出張料が事前に掛かったりする場合がありますよ。
照明とエアコンは、タマホームの関連会社「タマリビング」という会社の方と見積もりの打ち合わせを行います。
なかなか感じの良い若い女性の営業さんが担当してくれました。
照明の一部はタマリビングさんに依頼する事にし、ダイニングの照明とエアコンに関しては、普段ひいきにしている電気屋さんに激安で依頼したので、詳細は割愛します。
太陽光発電の発電量は目一杯に
僕の場合は「太陽光発電」にこだわり、できるだけ多くの発電ができるよう複数のメーカーから比較検討させてもらいました。
建物の面積や部屋の間取りが決まった段階で、屋根の面積もほぼ決まります。
必然的に、太陽光パネルを設置できる数も決まります。
最初に提案されたメーカーのパネルでは、多くのパネルが屋根に乗せられませんでした。
当初提案されていた発電量は3.9kW/hで納得していたのに、2.8kW/hに減ると言われたので
「それじゃあ納得できない!どうにかしてもっと乗せてほしい」
という要望を営業さんに投げました。
ここは本当に「妥協できないんだ」という気持ちで、割と強めにアピールしましたw
まあ最初に提案した数値から1kW/hも減るのはいかんでしょ。。。
改めて、別の提案をするために他のメーカーを検討してもらいます。
後日の再提案にて、 XSOLのXLM60-300Xという太陽光パネルを使うことで3.9kW/hにする事ができました。
3.9kW/hの発電量は、年間4505.79kW/hの発電が期待できるというシミュレーションデータを貰いました。
2018年現在の売却価格1kWあたり28円なので、年間12万6162.12円で売却できる計算になります。
天候に左右されるので一概には言えませんが、使用する電気代とトントンかそれ以上の利益は出そうです。
最後に
新築を建てる時のやる事・決める事の流れを、ざっくりと時系列でまとめてみました。
当事者なのに、「なかなかやる事が多くて大変だったなぁ」とまとめながら改めて思い直しましたw
一旦ここで区切って、次の記事では「終盤の作業~家の引き渡し」あたりを書いていこうと思います。
今の所、あまりネガティブな事は書いてきていませんが、そのうち「タマホームで家を建てた僕が思った、良かった事・悪かった事」的な記事もまとめたいなーと思っています。
これからタマホームで新築を考えている方々に、少しでも情報収集の一助となれば幸いです。